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Yahoo!ブログ閉鎖によりYahoo!から移行しました。吉田の講義、考察などを書いていきます。

テレビ・・ジャーナリズム・・・メデイア系

最近、ブログ演習のほうもラストが近づいたせいか、あるいはredtail先生の担当会が始まったせいか、エントリが増えてきました。
演習の皆さんのエントリをときどき読むことを楽しみにしていたので、うれしいです。

ただ私は残念ながらテレビにほとんど興味を持てず、もう20年近くほとんど見ていないので、テレビの話題にはついていけませんでした。
高校の時には、新聞とテレビにはずいぶん時間を費やしました。
一番熱心なときには、授業をサボッて職員室のテレビを見る権利を談判して勝ち取ったこともあります(湾岸戦争報道とベルリンの壁崩壊の報道。天安門のときもそうすればよかった)。

redtail先生。私がもし学生だったら、メディアやマスコミを論じるときに、媒体がテレビに限定された課題だと、つらいですね。情報社会の市民として、テレビを見ない権利はありませんか? なぜ市民としての思考と活動のためにテレビとは別の媒体を採用したか、について語ってもよいなら納得できるのですが。

またジャーナリズムのエントリが盛んにアップされているようです。いまは忙しくてひとつひとつコメントできないので、まとめて批判的エントリを、ひとことだけ。

情報学部にはメディア系があり、マスコミやジャーナリズム志望の学生がいるはずなのに、なぜ新聞がないのか?

私の疑問はこの一点に尽きます。
モラル系の現状を棚にあげて、となりの系だからこそあえて言えること。愛情と期待をこめて言わせてもらいます。

ジャーナリズムについてエントリを書くことや、就職でマスコミを目指すことは、ジャーナリストにとって、さしあたりどうでもよいことのはず。
私が認めるジャーナリストとは、すなわち、とにかくまず自分の生きている世界で言論を立ち上げ、リスクとコストを引き受けて戦う本能と勇気とエネルギーのことです。
それ以外の人がジャーナリスト志望やマスコミ志望と言ってもまじめに聞く価値はあるのでしょうか。

情報学部に新聞(かそれに相当する媒体)がないなら、いったいぜんたい誰にも「メディア志望」を名乗る資格はないのではないでしょうか! 学生新聞の一つや二つぐらい出しなさいよ!! 何やってんの?

批判し、活動することが命。それが実はメディア系とわがモラル系との宿縁のはず。