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Yahoo!ブログ閉鎖によりYahoo!から移行しました。吉田の講義、考察などを書いていきます。

2011-01-01から1年間の記事一覧

「災害臨時FM」の現状について ガバナンス論 試験問題より

2011年度「ガバナンス論」試験について、赤尾さんのブログ8月2日付けで赤尾さん担当分の解答が出ています。 http://gov.oops.jp/index.php?ID=283 ありがとうございます。私も自分で解答・チェックしてみました。 問4の「臨時災害FM局」について興味ある話…

創造的な講義のために

学生が、講義中に意見や質問を求めても、なかなか質問や意見を出さない気がする。 話す方はまるで壁に向かって話しているような感じだ。 なんだか退屈なわりに疲れるし、知的な側面において、いいことなしだ。 もちろん、教員の中にある特定の知識を学生の頭…

【哲学2011】 『バーバー吉野』2 「伝統は伝説になる」

子供たちは、秘密基地、登下校中に、おおいに大人の目の届かないところで自由に遊び、考え、作戦を練っている。こういう彼らは、現代の日本社会において、もっとも自由な子供たちであると言ってよいだろう。さらに、学校でも家でも、先生や親の目はあるもの…

【哲学2011】 『バーバー吉野』1 「町の抑圧的権力を打倒?」

哲学の授業で、標題の『バーバー吉野』(監督:荻上直子)を鑑賞した。男の子が皆同じ髪型(吉野ガリ)を強制されている小さな奇妙な町の物語である。これについて、授業で論じてきた「主体形成権力」「環境管理型権力」「自由」「メディア」「社会構成」な…

東日本大震災 被災地支援活動 今後に向けて

支援活動は、若干遅れつつもいずれもわれわれの計画通り、いや、多くの方の力を得て計画を超えて、進んでいます。現地の復興自体はまだ緒についたばかりなのですが。いま、ここまでの活動の現状と活動の今後について、あくまで個人的な思いを書きたいと思い…

合意論2011

公共性論、参加論を踏まえて、今回はガバナンスにおける「合意」について書こう。私の授業では、ガバナンスをシステムとして形式的に見るのではなく、そのシステムを作りそのなかで生きている主体のあり方に着目して議論を進めてきた。その上で、民主的ガバ…

参加論2011

まずは、参加論2010と参加論2009をご覧下さい。民主的なガバナンスにおいて、参加が本質的に重要であること、不参加の問題が大きな問題としてあることを論じている。参加論2010 http://geocities.yahoo.co.jp/gl/yoshida_inf/view/20100511/1273544922参加論…

東日本大震災 被災地支援活動(4月29日-5月8日)報告 参加型プロジェクト

連休を利用して山元町の支援活動に入りました。連休までの活動、連休の活動計画、実際の活動に分けて活動の趣旨と活動体制について記述します。これまでの活動 3月中旬より、現地拠点と東京本部を置き、継続的に町や現地協力者、協力企業、支援者などと連携…

ガバナンス論 【公共性論2011】

標題のように書いてみたものの、新しい記事の追加はなしです。下記、リンクから公共性論2010、公共性論2009を参照ください。http://geocities.yahoo.co.jp/gl/yoshida_inf/view/20100427/1272336884公共性論2009年で触れた「鴨川ガバナンス」の論点は、浜松…

東日本大震災 被災地支援活動(4月5日-4月18日)報告

東日本大震災被災地支援活動・視察活動に出かけてきたので、その報告をします。活動地:宮城県山元町活動母体:JSIS-BJK災害情報支援チーム(代表:柴田國臣:大妻女子大)日本社会情報学会若手支援活動(JSIS-BJK)+協力者(@nifty、他有志)活動内容:情…

学習マネジメント コメント

情報学部1年生(社会学科)「学習マネジメント」の成績をつけたのでコメントをあげておきます。この授業は、主に「監視カメラの許容範囲」「ビデオゲームと賢さの関連性」2つのテーマについて、グループで意見をまとめるというプロジェクトを通して、協調学…