blog2735

Yahoo!ブログ閉鎖によりYahoo!から移行しました。吉田の講義、考察などを書いていきます。

「ガバナンス論演習」開始

今年も情報学部「ガバナンス論」演習が始まりました。

このブログは去年の演習で開始してそのまま後期の間も続けてきたものですが、このまま演習に参加します。
演習のない間は、私が勝手に好きなことを書いて一人愉悦にひたったり、どこか遠くの友人に私が生きてることを知らせたり、そんなふうに役割を果たしていました。
演習中もそんなかんじで、授業と私用の融合体で書いていきます。
コメント欄に字数制限があったり、トラックバックがスパムでパンクしていたり、カテゴリの分別ができなかったり、いろいろ問題もあるのですが、しばらくこれでごめんください。

受講者に一言
ガバナンスの基本は「参加」だと思います。「昨今の若者」というとき、しばしば個人主義で社会的コミットメントの薄いスタイルがイメージされていたりします。そんなイメージが当たっているのかもわかりませんし、私自身そんなスタイルへの憧れがあります。
しかしIDプログラムに来たからには観念して、自ら参加して積極的に意思表明し役割を担うような構えを身につけて欲しいと思います。

「乗りかかった船」という言葉があります。社会という船にすでに乗ってしまっている皆で、自分たちの船のことを考えましょう、なんとかうまくやっていきましょうというのがガバナンスの本質だと思います。仲間4,5人で旅行に行くとき、ほとんどの人はそのグループの中で意思表示し、情報を共有し、意見を調整し、役割を決め、自分の役割を果たすでしょう。ガバナンスとはそういうことなのです。おんぶにだっこでついて行くだけの者、自分の思うままに命令するジャイアンでは、気持ちよく、うまくやっていけるわけないですよね。

まあそんなところから考えてみましょう。では。