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Yahoo!ブログ閉鎖によりYahoo!から移行しました。吉田の講義、考察などを書いていきます。

パブリック・コメント制度について

実際にコメントを出しておられる赤尾先生のブログで詳しく説明されています。(初トラックバックしてみました)

私は実情も知らずに市のオフィシャルの説明だけをざっと見て題材として提示したわけでしたが、この制度自体よく考えてみる価値のある問題のようですね。
だれか卒業論文に向けてこれを調べてやろうという学生はいませんか? で、その成果を来年のガバナンス論演習で報告して提題者になるとか。。

赤尾先生の話は、この制度の可能性とともに難しさも感じさせます。
確かにこの制度は市民の声を反映させることが可能です。ですが同時に、赤尾先生の指摘するように、反映させないことも可能なわけです。

そこで問題なのは、まず市には反映させる気があるのか、そしてそれはどういう理由でか、反映させるさせないの基準は何であり、それに対して市民はかかわることができるのか、などの問題です。
つまり、このゲームのルールと目的、プレーヤーの位置づけが問題であるように思いました。

実際のところどうなんだろう?
それを外から調べるのも一つ。大急ぎでコメントを作って、提出してみて、内部的な視点から感じてみるのも一つ。

やっぱりまず何とかコメントをでっち上げて、参加してみるのが、ガバナンス的な動きでしょうね。
金曜日の16時から、J2729でその謀議を持ちますので、関心のある方は来て下さい。
それまでに情報(パブリックコメント自体について、交通政策について、現状について、などなど)を集めて持ってきてくれるとさっと話ができるかと思います。

うまくコメントが作れたら、この場で報告しますのでご期待ください(など書いてしまっていいんかな)