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Yahoo!ブログ閉鎖によりYahoo!から移行しました。吉田の講義、考察などを書いていきます。

情モ ディベートのほうは?

情モのディベートはほとんどがIDの3年生。

ディベートというのは与えられた論題(例えば「国家による盗聴の是非」)について、2チームに分かれて、賛否を議論で競います。

ディベートは自分に与えられたたった数分の発言時間に、基礎的な論理力、理解力、知識、話し方、アドリブ、チームワーク、情熱、過剰な羞恥心や自意識をすてる、etc、etc、いろいろな要素が圧縮して求められるため、はっきりいってかなり難しく、一試合やるとかなり疲れます。

その分、議論を構成する力はつくと思います。スパルタ式の頭脳トレーニングなのです。

最初は、とにかくディベートの形では強引に進行しましたが、言葉は出てこないわ、論点ははっきりしないわ、ずれるわ、審査員も議論がわからないわ、などなど大変でした。

それでも最近は、しだいに議論がかみ合うようになってきています。なかなか言いたかったことを絞って効果的に出す、というところまでは到達できていませんが、少なくとも何か自分の役割として適切な議論をつくり、出す、というところまでは来ています。

また、審査員はかなりしっかりした審査結果を発表してくれるようになりました(ディベーターよりはだいぶ余裕があるのでしょう)

私から、今の段階でアドヴァイスしたいのは2点。
1:予め私が論題をwebに載せている(このページ左下の「物置き」)ので、それをチェックして、自分なりに多少調べてこっそりネタを仕入れておく+論点などをいくらか考えておく。
2:個人技だけで勝負せず、チームワークで、質問→第一反駁→第二反駁の流れを作り出し、相手を効果的に追い込む。
こんなところです。

参考
日本ディベート協会:http://www.kt.rim.or.jp/~jda/
同サイト「理性的な議論をするには?」:http://www.kt.rim.or.jp/~jda/intro/intro4.htm
ほか「ディベート」で検索してみるといろいろ面白いサイトがあります。

2年生も来年のために見学にでもくると面白いかもしれません。水5-6(J2706)でやってます。チャンスがあれば参加したいという人がいれば、もし直前の水3-4の講義の方も見学してきたら、1人2人なら入れます。