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Yahoo!ブログ閉鎖によりYahoo!から移行しました。吉田の講義、考察などを書いていきます。

メリークリスマス! シドニー報告

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学部のオーストラリア短期留学の引率で、シドニーに来ています。
ネットにつながったので、ブログで報告します。
ご無沙汰していましてすみません。
こちらは、真夏で太陽が燦々と照っていて明るいですが、意外に涼しいです。湿気がないからだと思いますが、日陰に入ると、肌寒いくらいです。

留学プログラムは、イベントが盛りだくさんで、盛りだくさんすぎて、体力が持たないぐらいです。
毎日よく歩いて、よく食べて、よくしゃべって、勉強して、学生と過ごす時間は長いですが、日本での教員生活とはまた違うリズムなので、面白いです。
健康的です。この仕事は体力が要ります。
忙しいのは、日本にいてもこっちにきても同じですが、こっちではやれることが限られるだけ、むしろパフォーマンスは上がっている気がします。

まだ数日ですが、私も学生たちも、留学プログラムにも、仲間にも、こっちで仕切ってくれているシドニー大の先生にも、町にも、空気にも、ちょっと慣れてきている気がします。
最初は、まず飛行機の長旅で疲れて、たぶん緊張していて、着いたらハードなプログラムでへばって、お互いにまだなじんでなく、きつかった気もします。
しかし、順応するもので、快適になってきました。
昨日はオペラハウスでクリスマスの出し物を観て、今日はイブのパーティがありました。

今年から、インターナショナルハウスという留学生用の寮のようなところで泊まり、ここで授業をしたりすることになりました。
去年までは、シドニー大の歴史的建造物のひとつのあるカレッジでやっていましたが、今年からインターナショナルハウスになりました。
食事が出ないので、お昼と夜は自分たちで食べに行かなければならないのですが、最初に全員で食事に出たあとは、自由行動ということになりました。
そういうわけで、このプログラムも今年から自由行動が増えました。
これは、学生も自由に楽しめ、教員は教員で自由時間が増えて、よい感じのようです。
引率の教員が二人いるので、わりと融通がきいて、研究時間も確保させてもらっています。
お構いなしに仕事が入ってくる日本での日常生活よりも、研究といういみでも多少ですが恵まれてる気がします。

英語の方は、すこし調子が出てきた気がしますが、もともと下手くそなので、日常会話でもまだすこしストレスを感じます。込み入った話だと、つっかえますね。
今回は日本語だったり英語だったりの生活なので、最後までこんなものかもしれません。
学生はちょっとずつ話しはじめている感じで、なるほど、こうやって少しずつ慣れていくという方法があったのだなと納得しています。
留学というと、ショック療法みたいなものかと思っていました。
進化はグラジュアルに生じるのかもしれません。

アメリカやイギリス、台湾や中国などの大学を見てきましたが、シドニー大は、留学を考えている学生には、親しみが涌きやすいという点でお勧めできそうです。
シドニーの町は、気候もよく、風光明媚で、人びともあくせくしていなくて、フレンドリーです。
大学の中身は今回はお休み中なので分かりませんが、立地もよく、学生街はよく発達していて快適だし、キャンパスもすばらしいようです。
私は気に入りました。
ではさようなら。